Godzilla,Mothra and King Ghidorah:Giant Monsters All-Out Attack
東宝映画製作・配給東宝
ドルビーデジタル/シネマスコープ/105分/2001年12月15日公開
同時上映:「劇場版とっとこハム太郎ハムハムランド大冒険」

キャスト
立花由里●新山千春
立花泰三●宇崎竜童
武田光秋●小林正寛
門倉春樹●佐野史郎
丸尾淳●仁科貴
江森久美●南果歩
三雲勝将●大和田伸也
日野垣真人●村井国男
広瀬裕●渡辺裕之
小早川●葛山信吾
崎田●中原丈雄
宮下●布川敏和
官房長官●津川雅彦
伊佐山嘉利●天本英世

スタッフ
監督●金子修介
脚本●長谷川圭一 横谷昌宏 金子修介
音楽●大谷幸
撮影●岸本正広

美術●清水剛
録音●斉藤禎一
照明●栗木原毅
編集●冨田功
キャスティング●田中忠雄
助監督●村上秀晃
制作担当●前田光治
---特殊技術---
特殊技術●神谷誠
撮影●村上聡
特美●三池敏夫
照明●斎藤薫
造形●品田冬樹
特効●久米攻
操演●根岸泉
助監督●菊池雄一
制作進行●川田尚広
---視覚効果---
プロデュース●小川利弘
VFXスーパーバイザー●松本肇
プロデューサー●本間英行
制作●富山省吾
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DVDゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃
ビデオゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃
一般初公開の2001東京国際映画祭の舞台挨拶の様子
11月3日、東京渋谷で行われている2001東京国際映画祭の特別 招待作品として『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』(以下GMK)が初めて一般 のお客さんの前で公開された。会場はこの日を待ち望んだゴジラファンや特撮映画ファンが詰めかけ超満員、熱気に包まれた。
富山プロデューサー、新山千春、宇崎竜童、角田信朗、金子監督の順で舞台挨拶。そして讀売ジャイアンツの「ゴジラ」こと松井秀喜選手がフィルムでの挨拶。最後にゴジラが炭酸ガスを吐き吐き登場し会場を盛り上げた。
ストーリー
 グアム島沖で米国の原子力潜水艦が消息を絶った。そして、その探索に向かった作業艇までも、海底で巨大な背びれをもつ生物と遭遇し海の藻屑と消えた。
防衛軍准将*立花(宇崎竜童)は、1954年のゴジラ上陸で両親を失った体験から、ゴジラの襲来を警戒するよう軍にうながす。しかし、ゴジラ上陸から半世紀か経ち、平和に慣れきった軍は自らの兵力を過信し、立花の言葉を黙殺する。
 時を同じくして新潟県妙高山,鹿児島県池田湖・富士樹海で次々と奇妙な現象が起こっていた。立花の娘で、TV番組『デジタルQ』のスタッフ・由里(新山千春)は、その取材中に或ることを発見する。超常現象の発生地点と、民間伝説『護国聖獣伝記』にヤマトの守り神“護国三聖獣”が眠るとされている場所が−致するのだ。さらに、伝説の謎を調査中に出会った謎の老人・伊佐山(天本英世)は、由里に警鐘を鳴らす。「ゴジラは太平洋戦争で命を散らした数知れぬ 人間たちの、強烈な残留思念の集合体だ。ゴジラは武器では殺せん。“護国三聖獣”を覚醒させるのだ!」
 一ついに破壊神ゴジラが日本へ上陸した。
 防衛軍の《対ゴジラ要撃作戦》はことごとく失敗に終わる。だか、“護国三聖獣”キングギドラ・モスラ・バラゴンか覚醒し、ゴジラに戦いを挑んでいく。ゴジラ撃退のためには聖獣と共に闘うしかない、と考えた立花はゴジラに決死の攻撃を仕掛ける。由里も父と聖獣が日本を守ろうとする姿に心を打たれ、ゴジラとの戦いを最期までTV中継することを決意し、戦場へと繰り出す。
 果たして、“護国三聖獣”キングギドラ・モスラ・バラゴンそして人類は、暴れ狂うゴジラを撃退することかできるのか、それとも‥‥

最強最悪の“白眼ゴジラ”誕生
悪役に徹するゴジラを目指し、金子監督は造型の品田氏に「大きく威圧感のあるゴジラ」を発注。かくして、身長2.2mの過去最大のゴジラスーツが誕生した。目の前に立つと、その大きさに圧倒され、一種の恐怖感を覚える。顔つき・体色は、どことなく初代ゴジラを彷彿とさせるフォルム。さらに凶暴さを増すために、今回初めて白眼のゴジラに。憎悪と目線の分からない無気味さが、強烈に脳裏に焼きつけられる。

ゴジラシリーズ史上最年少ヒロイン・新山千春
アクションシーン満載のヒロイン・立花由里を演じた新山千春。実はカナヅチの彼女だが、肌寒いプールでの夜間撮影にも臆する事なく全力で挑戦。怪獣バトルの撮影&実況をしながらの自転車激走シーンもスタントなしで熱演した。初めてのワイヤーアクションで背中を少し痛めたものの、まさしく体当たり演技で乗り越えた。

デジタル技術は密度重視
前作では約600カットあったCG&デジタル合成カットが、今回は総コンテの段階で約350に。1カットあたりの密度を濃くし、情報量 を増やすことで、怪獣のこれまで不可能だった動きを生み出す事に成功。一方で、怪獣の肉弾戦バトルシーンなどでは、敢えてデジタル技術を使用せずに現場で撮り切った映像だけを使用したカットも数多くある。デジタル至上主義に陥ることなく、迫力ある映像を追求した。

バラゴン復活
ゴジラと戦うバラゴンは、『怪獣総進撃』(’68)以来の登場となる。身長30mという設定のため、極めて小さなバラゴンスーツが作られた。演じるのは、身長146cmの女怪スーツアクトレス・太田理愛。小さな体で男勝りの演技を披露し、凶暴なゴジラと対決する。ゴジラと圧倒的な体格差のあるバラゴンは、どのような手段で立ち向かうのだろうか?
また彼女は、キングギドラ役の大橋明と共に、本編にも出演しているのでお見逃しなく。

ゴジラ、清水市を蹂躙
静岡県清水市では、ゴジラから逃げ惑う群集シーンの撮影が行われた。集まった市民エキストラは、2000人の応募の中から通 ばれた老若男女300人。撮影隊がスーパーマーケット内で撮影をしているあいだ、エキストラは助監督の指導の元、照りつける太陽の下で入念にリハーサル。甲斐あって本番は、一発OK。清水市の皆さんの協力に大感謝の一日だった。

32年ぶりの出演、天犇英世
ゴジラの謎を知る伊佐山老人を演じるのは、オール怪獣大進撃(’69)以来32年ぶりのゴジラ映面 出演となる天本英世。ゴジラの謎を語る場面では、パワー溢れる貫禄の演技で撮影スタッフをも魅了。衣裳や小道具にもこだわり、帽子やカバンは自分で用意した。撮影中に行なわれた金子監督の誕生パーティーでは、当日の出演場面 が終了しているにも拘わらず進んで参加し、スタッフと仲良くケーキを食べる一面 も。


←映画製作中の様子を伝えた『GMK』のスタッフルームはこちらにあります。
――出演者の紹介と出演前後のコメント――

ゴジラ GODZILLA
世界の怪獣王、King of Monster。1954年に東京を襲うが、今はその存在は定かでない。

「今度はかなりの凶悪な役だよ。子供たちに嫌われちゃうかもね(笑)映画館で泣きだすなよ! ガメラとの対決? ああ、いつかは決着付けないといけないな。オレは自分の方が強いと思ってるよ」


ーー映画を撮り終えていかがですか?
「いい仕事が出来たよ。現場も楽しかった。監督がオレのことを間違ってガメラなんて呼んだら、それこそ放射能火炎で丸焼きにしてやろうと思ってたけどな。そんなことも無かったし」
ーー共演者の方とは?
「オレをずっと追っかけてた新山ちゃん、可愛かったな。小さくてよく見えなかったけどな。宇崎さんを潜水艇ごと飲み込んだ時は中で消化しちまわないか心配したぜ」
ーーヒットしたのはハム太郎のおかげだという人もいますが?
「誰だっ! そう言うこと言うヤツは! スーパーの前のウルサいオバハンみたいに焼いてやる!」

モスラ MOTHRA
極彩色の変身怪獣。鹿児島池田湖に眠る。幼虫・繭・成虫と三変化して、空からの多彩 な攻撃でゴジラを苦しめる。戦いの中でも若いギドラの成長を手助けする。
「私ってインファント島のイメージ
が強いみたいね。今回は違うの。ギドラさんとウマが合うかしら‥‥敵としては何度も戦ったけどタッグを組むのは初めてだから、ちょっと心配。だってあの人、どの首と話していいか良く分からないんですもの」

ーー撮り終えてみていかがでしたか?
「熱かったわよ。ゴジラさんの熱線。羽根が焦げたのよ」
ーー今回のモスラさんは蜂っぽかったと評判ですね。
「絞ったのよ、かなり。シナリオ読んだら速く飛ばないといけないって分かったので、ジムに通ったわ。おかげで新しい技も憶えられたし、この映画に呼んで貰えてホントに良かったと思っているわ」

キングギドラ KING GHIDRAH
黄金の三首竜。富士山樹海から出現する。地底の氷穴で氷に包まれ、眠りの中で成長してきた。完全体になれば地海空すべてを制覇する最強聖獣だが、完全体一歩手前で覚醒しなければならなかった。後は戦いの中で成長するしかない。
「うれしいな。敵役じゃないぜ」「そんなこと言うなよ。いままで悪役生き甲斐って言ってたじゃねえか」「でもチャレンジのしがいがあるぜ」
三首揃って「今度はゴジラに勝ってやる!」

ーーいかがでしたか? GMKに出演なされて?
「また負けたよ」「あれは勝ちに等しいよ」「ずいぶん水を飲んだぜ」
ーー 今までで一番弱いギドラだと言われていますが‥‥
「寝起きだったんだよ」「スタッフが邪魔したんだ」「寝不足!」

「今度は主役にしてくれ! 頼むぜ東宝!」

バラゴン BARAGON
赤い地底怪獣。妙高山麓から現れる。地中を素早く移動し、ゴジラの足元から角による攻撃を仕掛ける。地底のマグマの熱に順応しているのでゴジラの熱線に強い。
「久しぶりの映画なんで緊張しています‥‥タイトルに載れなかったって? 全然気にしてないです。
 最後の仕事の時、ほら、みなで富士の裾野でギドラを迎え撃ったやつ。あん時はあまり活躍できなかったから、今回は思いっきり暴れるつもりです。地底怪獣って言われてるけど、意外と身が軽いってところも見せてみたいです 。トレーニングしなくっちゃ」

ーー映画の前半でやられてしまったのに嬉しそうですね。
「うん。ファンがね、僕が一番頑張ったって言ってくれたんですよお! ボコボコにやられたかいがありました」
ーーホントはあなたとバラン、アンギラスがでるはずだった?
「バラにいさん、アンギにいさんたちとは前からよく飲みに行ってました。 誰が一番マイナーかって話していました(笑)。この映画のおかげで、はじめてアンギにいさんにごちそうしてあげることが出来ました。バラにいさんにはちょっとかわいそうだったかな。でもチャンスはまた来ますよね」

関連リンク
東宝ゴジラオフィシャルサイト
新山千春が所属するホリプロのサイト