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『山田村ワルツ』
製作=テンポラリーセンター 配給=松竹
カラー/ワイド/94分/1988.02.11公開

メインスタッフ

監督 金子修介
企画 本間文子/鈴木ワタル
プロデューサー 末吉博彦/進藤淳一/天野真弓
脚本 一色伸幸
撮影 高間賢治
照明 高屋 斉
美術 山口 修
音楽 大谷 幸
録音 井家真紀夫
編集 飯塚 勝
助監督 栃原広昭
主題歌 「嫁津波」 山田実とトップゴージャス(米米クラブ)
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メインキャスト

庵 光一 天宮 良
神田貫太郎 米山善吉
近藤ヤスオ 我王銀次
佐々木 譲 上杉祥三
庵 次郎 西川弘志
綾小路麗花 小沢なつき
ゆりえ 村上里佳子
神田 亘 ハナ 肇
捨てる男 山下真司
   
  「最初は農協が金を出して農村の素晴らしさをアピールする映画を作るはずだったそうですが、いつの間にか嫁のなり手が居ない農村の話になってしまった(^o^)米米クラブで全部キャスティングする話もあったけど、売れ子になりだしてスケジュールが取れなく歌だけの出演になった。年の瀬になって茨城県袋田温泉の温泉宿に合宿して撮ったんだけど、小沢なつきが唄っていた『クリスマスには間に合わせたい』という歌が僕らの合い言葉になっていたけど、間に合わずクリスマス過ぎても撮影は終わらなかった(^^;)」

ストーリー

 東北地方のある農村・山田村は深刻な嫁不足で悩んでいた。かつては女の子もいたのだが、過疎化の波でみな東京へ出ていってしまったのだ。
 あるとき村の生年4人、農協勤めの青年団長・光一、花火師の貫太郎、僧侶のヤスオ、医者の譲が見合いをすることになった。相手は東京から来たラン、スー、ミキ。残り物には福があると信じていた譲があぶれたが、山田村のあまりの田舎臭さに結局3人ともふられてしまった。そんな時天才美少女作家・綾小路麗花がスランプに陥り、田舎を求めて山田村にやって来た。そして、特産物のヤマダボチャを作る老婆・ハナと親しくなった。
 村長たちは光一の弟・次郎も加えた5人の若者に集団見合いをさせようと後醍醐天皇の時代から伝わる“おたふく祭り”を再現することにした。TVなどで全国のブスを集めておかめの面をかぶらせたのである。光一たちはブスということは知らずに有頂天。東京のロックバンド“米米クラブ”の演奏の中“おたふく祭り”は始まったが、面を取って襲ってくる女たちに村は修羅場と化してしまった。光一たちは麗花に感化され“都会が文明で来るなら村は未開で対抗しよう”と開き直り「正しい村」運動を起こした。そして村にある電化製品を打ち壊し始めた。しかし、麗花自身、田舎を愛しながらもTVを離すことは出来なかった。
 麗花は東京へ帰り、山田村の出来事を小説にしようとしたが、文章では表現できないことを悟った。その頃山田村ではヤマダボチャの花が狂い咲きし、黄金の花粉が空いっぱいに広がっていた。


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